消防設備点検のお客様インタビュー
割烹 伊万里さま
新潟市の消防設備点検業者(株)エフ・ピーアイのお客様インタビュー。今回お願いさせて頂いたのは、新潟市南区の割烹 伊万里の代表でらっしゃる坂井 仁さまです。消防点検における当社の仕事ぶりなど伺って参りました。インタビューは公正を期すため、社外の方にお願いしております。
創業から50年の割烹です。
当店は割烹になります。ご宴会、慶事、法事だけでなく結婚式も挙げて頂けます。他に仕出しやお弁当も。伊万里という店名は先代が修行先で見た伊万里焼のお皿に一目惚れしまして『いつか自分の料理をこのお皿に乗せて提供したい』という想いから来ております。今でも伊万里焼のお皿は大事にしておりまして、全てではありませんが伊万里焼のお皿でお料理をご提供させて頂いております。
消防関係をお願いしています。
消防関係ですね。年に2回の機器点検や交換、メンテナンス。空調とかも手掛けられてるのは知ってるんですけど、空調は空調でお付き合いがある所がありますのでね。これまでお互いに支えて貰った面があるので。エフ・ピーアイさんもお客様としてご来店頂いたり、コロナでお客さん来ない年末に皆さん分のお弁当をご注文頂いたりで逆に助けて貰ったり。そういった意味でも支えて頂いてるなぁと実感している所です。なので皆さんとはこれまで通りのお付き合いをさせて貰えたらと。
開店以来ずっとなので30年以上。
ここが開店して以来ずっとですね。ウチは創業から50年ほどなのですが、先代は最初「坂井」という店名の料理屋をやっておりました。その後の平成4年にこの場所で割烹として新たに新築オープンしたので、エフ・ピーアイさんはその時から30年以上ずっと当店の消防設備の面倒を見て頂いております。長くいい感じの取引をさせて頂けているなというのが実際の所ですね。
私自身がエフ・ピーアイさんとやり取りさせて頂くようになったのは10年ほど前からですかね。私がこの会社を正式に継承したのは平成28年ですが、それより前から実質的な舵取りは任されるようになっておりましたので。
最初の担当者は川村さん。元気が良くて明るくて気さくで話し易かった。
1番最初は確か川村さんでしたね。まず来た時に元気がいいっていう。川村さんは当時まだ20代ですかね? 仕事柄職人的な面もあるハズなんだけども、明るいし気さくな感じのフレンドリーな方だったので、コチラも話し易かった印象が強いですね。ウチは『そろそろ交換した方がいい』って言われても予算的に消防設備を一度に全部換えられなくてね。やっぱりお料理とか、お庭とか、お花とか、目立つ部分が優先になっちゃって、消防設備は後手に周りがちなんです。そんな時でも川村さんは『出来る所だけでもいいですから。消防署さんに怒られちゃうから、せめてこれだけはやりましょうよ。これならそんなに費用掛かりませんから。』ってコッチの事情も汲んでくれてね。
1つ1つ確実性のある点検。不都合な事も言ってくれるのがいい。
来て頂くと必ず1つ1つシッカリした点検をやってくれているので、凄く確実性があっていいなぁと思っています。でも今度はドコを指摘されるかなとヒヤヒヤ(笑)ターンオーバー(交換)の時期に入ってる機器も多いので。交換しないと営業できなかったりするんで、そこら辺はちょっと予算の掛け方が難しかったりしますよね。ただ『前回は大丈夫だったけど、今回はちょっと項目が増えてしまいました』だとか、そういう不都合な事もちゃんと遠慮なく言ってくれるのはいいなと。
警報器の誤発砲が1度だけ。それ以外は全く無い。
お陰様でそこら辺りは全く無く。大きい地震の時も全く。警報器が鳴った事が1度あったくらい? 虫か何かが入ったようで、あの時はビックリしましたね。どこからも火なんて出てないのに、ガー!っと大きな音が止まらないので従業員達と『何が起きた!?バグった!?』って凄く焦りました。2階で鳴っていたのですが止め方が分からなくて、エフ・ピーアイさんに電話して止め方を教えて頂いてようやく停止?復旧?しましたね。トラブルはホントこれくらい。
鍋を焦がして煙を出してしまった事が。
1度だけ。私が調理中に鍋に火を掛けたまま電話に出たのですが、思ったより話が長引いて「何かヤバい臭いがする」と思ったら鍋が焦げて煙出てました。警報器が鳴るレベルの煙ではなく、消火器を出動させる事もなく済んだので良かったんですけど、それからはもう電話に出る時は必ず火を止めるようにしています。
年に2回、必ず消防訓練をしています。
年に2回、必ず全員で訓練しています。消防署さんから水の消火器を持って来て貰って実際に放水したり、避難誘導訓練とか、そういうのは必ず全従業員でやってますね。火災が起きたら営業を続けられないのはみんな承知してるので、それは徹底するようにしています。これから冬のシーズンですので、カセットコンロだとか、1人用鍋の固形燃料を使ったりとか、煮込み物もよく作る時期になりますでしょう。火を使う時間が長くなるとどうしても火の消し忘れだったり備品の爆発だったり、そういうのが無いようにと常に気にしています。
使う側の目線で話しをしてくれるのが有難い。それと、コチラが見習うくらいの挨拶と笑顔。
我々のような素人にも分かり易く説明して下さるのが1番有難いですよね。『こんな事も分からないの?』という態度ではなく、使う側の目線で話して貰えるのが凄く有難い。ご指摘を頂く時も『これはダメ!』という感じじゃなくて『これが無いとこうですよ~』『こういう所にアレは置かない方がいいですよ~』ってシッカリと教えて貰えます。
あと、誰が来られても挨拶と笑顔は本当に凄いなって。見習いたいくらい。お客様に対してそういうアプローチがお出来になるのは凄く勉強になるなぁと。我々もそういう風にやりたい。本当に元気を貰える感じになるんで、ウチがちょっと沈んでる時とかでもニコやかに対応してくれるのは「やっぱり気持ちがいいもんだなぁ」っていつも感心している所です。
これからも長くお付き合いして頂けたらと。
それはもう、これからも長くお付き合いして頂けたらと。我々も存続していくつもりなので、引き続きどうか宜しくお願い致します。
緊張しましたね。
警察の取り調べってこういう感じなのかな(笑)
坂井社長、『ずっと付き合ってる業者を大切にしたい』って先ほど言われてたじゃないですか。先代の社長さんも同じ事を言われてたのを思い出しました。そういうのを坂井社長もシッカリと引き継いでおられるんだなぁって。地元に密着してお付き合いのある所を大切にする。そういう温かさが伊万里さんが今でも継続されてる秘訣なんだなって教えて頂いた気がします。今ってコストの見直しで仕入れ先をどうこうという話しも多いですけど、伊万里さんのご商売の精神がお聞き出来て嬉しかったです。
親父は私以上に料理に対する想いが強い人でしたし、中学卒業して料理の道に入ってずっと料理一筋でしたから、コスト管理と言うよりも只々喜んで貰いたいっていうね。残念ながら今は中々そういう姿勢だとお店が継続し辛い厳しい時代ですけど、従業員、取引先、お客さん、みんなに喜んで貰えるような店作りをするしかないと思って頑張ってます。特にお客さんにはいい顔で帰って貰いたいので、ある仕事を喜んでさせて貰って。チーズケーキとか以前は無かったですけど、こういった取組も入り易いお店になるかなと思って。今後も色々とバリエーションを増やしていきたいなと思ってますね。
割烹 伊万里(株式会社さか井)
宴会、慶事、法事、結婚式、仕出し、お弁当、他
所在地:新潟市南区臼井372-1
連絡先: 025-373-5400
H P:http://s-imari.co.jp
インタビュー年月日:令和6年12月4日(水)
インタビュー場所 :割烹 伊万里さまロビーにて
※ 当記事は全てインタビュー時点での内容です。