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自動火災報知設備 スポット型感知器交換工事

新潟市の消防設備点検会社エフ・ピーアイです。いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

ブログを定期的にアップしていきますので今後ともよろしくお願い致します。

 

今日もまず余談からお話させて頂きます。皆様、家庭菜園はやっていますでしょうか。

私は趣味の一環として昨年からプランターでの家庭菜園を始めてみました。

昨年は、オクラを作ってみました。

毎朝、水をやり、育てる過程で植物が成長する姿を見るのは感動的でした。

特に、初めての収穫する瞬間は格別でした。

夏頃には、家族では食べきれない程の収穫をする事が出来ました。そんな楽しみを

今年も味わいたいと思い、今年はプチトマトに挑戦です。(一番の理由は野菜の高騰かもしれません。)

 

昨年のオクラはホームセンターで苗を購入し作ってみましたが新たな刺激を求め、

今年は種からの挑戦してみました。

 

以前から、土によってどれだけの収穫量、品質も変わるのだろうかと思っていた為、今年は高価な培養土と安価の培養土を使って植えてみました。今のところ、どちらもすべて発芽し順調に育っているようです。毎朝、トマトの生育を確認するのが日課になっております。

 

順調に生育していけば7月の下旬から収穫予定の為、今から楽しみです。収穫出来ましたら、ブログアップしていけたらと思います。

さてさて、本題に入り本日のブログは新潟市中央区にございますショールームと倉庫のスポット型感知器交換になります。

 

補修工事の担当者にインタビューを行ってみました。

 

今回、感知器交換のご依頼を頂いた経緯を教えて下さい

 4月上旬の午前にこちらの現場の消防設備点検を実施させて頂いたのですが

 午後に非常ベルが鳴動しているとの連絡を頂き、対応しました。

 

 現地に到着すると、差動式スポット型感知器が誤作動しておりました。

 年式を見ると13年程経過しておりました。一度、感知器の誤作動が出ると他の感知器も

 誤作動が出るケースが多い為、お客様にも状況をご説明して感知器全数の交換見積書を提出し、

 交換のご依頼を頂きました。

 

感知器はどれくらいの年数で交換が必要になるのですか。

 熱感知器だとおおよそ15年、煙式感知器だとおおよそ10年くらいです。

 今回の現場は、屋内に設置されており、製造より13年程で設置状況もよかったので

 点検完了報告の際に交換提案も行っておりませんでした。

 

 ただ非常ベルが鳴ると現地の方も混乱しますし…交換提案がなければお客様もまだ大丈夫なんだという認識でいるでしょうし…我々消防設備士として従事している以上、交換の提案は大事な任務だと思います。

屋外に感知器の設置、塩分、腐食ガス等の影響を受ける場所等だと状況をみて早めの交換提案を行う場合があります。

 

今回の工事はどれくらいの日数でで完了するのですか。

 全部で40個くらいの感知器交換になります。明日は、3人で交換作業出来ますので1日で交換予定です。

工事前に所轄の消防署に着工届出書も提出しております。工事が完了したら設置届出書の提出も必要となり、消防検査もあります。

 明日、工事完了後の夕方には設置届出書を作成して、早めに消防署に提出したいと思います。

 

今回の工事で注意するところを教えて下さい。

 社長室とか会議室とか指定時間があるので、現地の方と打合せをして交換作業を実施したいと

 思います。お客様の方には出来るだけ支障のない様、作業を心掛けておりますが机上にも

 感知器が設置されており、お客様に動いて頂かないと交換が出来ないケースもありますので

 丁寧且つ迅速に作業をできればと常に考えております。

 

 倉庫内は天井が高い為、梯子での交換作業となります。必ず、梯子を下で支える人を

 配置し一人作業厳禁、安全作業で行いたいと思います。あとは倉庫内に商品が多数置いてあるから商品傷つけない様に気を付けないとです。

 

ありがとうございます。お気を付けて作業を行ってください。

 

 

現場に入る前日は、現場担当者を中心にミーティングを行います。弊社は大小物件に関わらずミーティングを遂行しております。

 

個人的な意見としてメンバー間の情報共有がスムーズに行え、複数人の視点から意見を集める事が出来るので、最適な解決策が見つけやすくなったように感じます。現場でバタバタするのは嫌ですからね~。

 

現地に到着しましたのでヘルメットを着用して荷物の搬入です。

 

今回、感知器の交換のみで配線は交換しませんが、現状の絶縁状態の確認を行い、

 

受信機の停止処置を行います。※絶縁測定良好でした。

 

こちらが感知器交換の写真です。(新品)

左から光電式スポット型感知器

   定温式スポット型感知器

   差動式スポット型感知器です。

 

では、作業開始となります。

 

こちらは定温式スポット型感知器(防水タイプ)の交換作業となります。

 

※水気がある訳ではありませんが、元々防水仕様の感知器が使用されていた為、同等品に

 

交換致しました。

 

防水仕様の感知器交換時の注意事項記載しておきます。

 

 準備:

必要な工具と材料を準備します。圧着工具、防水型感知器、適切なスリーブ、電線、絶縁テープまたは収縮チューブなど。

 

 電線の剥皮:

接続する電線の被覆を適切な長さで剥き、芯線を露出させます。

 

 スリーブの装着:

電線の芯線をスリーブに挿入し、しっかりと固定します。スリーブのサイズは電線の太さに適合するものを選びます。

 

  圧着:

圧着工具を用いてスリーブを圧着し、電線を確実に接続します。圧着が不十分だと接続不良の原因になるため、適切な力で圧着することが重要です。

 

 絶縁処理:

圧着部を防水テープや収縮チューブで覆い、防水性能を確保します。

 

続いて差動式スポット型感知器の交換作業です。

 

差動式スポット型感知器は、温度の急激な変化を検知して火災を感知するタイプの感知器です。

このタイプの感知器は、特定の環境条件や場所において特に有効であるため、以下のような場所に設置されることが一般的です。

 

ボイラー室:

ボイラーやヒーターが設置されている場所では、機器の異常による温度の急上昇を検知できます。

 

機械室:

機械が過熱した場合に温度が急上昇することがあるため、差動式感知器が適しています。

 

駐車場:

自動車のエンジンや排気系統からの熱が原因で火災が発生することがあり、温度の急激な変化を検知することが重要です。※屋外に設置されてる等の水気がある場合は防水タイプの仕様が望ましいです。

 

発電機室:

発電機の稼働によって温度が急上昇する場合があるため、これを検知するために設置されます。

 

倉庫:

倉庫内で火災が発生した場合、温度の急激な変化をいち早く検知して警報を発することが求められます。

倉庫内は梯子での交換でしたが安全作業で無事交換出来ました。

 

交換作業すべて完了致しましたので試験となります。

 

交換前にも行いましたが絶縁測定を行います。※絶縁良好です。

 

続いて交換した感知器を加熱試験器にて作動試験を行います。

 

火災受信機に1名配置し、作動した感知器と警戒番号に相違がないかも確認を行います。

 

すべての試験を行い、異状ありませんでした。

 

 

 

 

後日、消防署の方立会いの元、消防検査を実施し異状ありませんでした。

 

いつもエフ・ピーアイのブログをご覧になって頂きありがとうございます。電気設備・消防設備で

 

お困りでしたら迅速・丁寧・親切な対応を心掛けている当社にお声掛け下さい。

 

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