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古くなった火災通報装置の交換工事と重要性

火災の際に、消防署にすぐ通報することが出来る火災通報装置

火災は人を混乱させ、非日常につき、正常な判断をすることを困難にします。

そのため、ボタン1つまたは自動で通報してくれる火災通報装置は消防設備の中でも重要な設備の1つです。

 

今回は消防設備点検で見つかった消防署との通話が出来なくなった火災通報装置の交換工事について解説いたします。

古くなった火災通報装置の交換をご検討の方はぜひ、ご覧ください。

 

こんなことでお困りではありませんか?

 

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などでお困りの方は下記より電話・メールにてご連絡をお願い致します。

※強引な営業・販売は致しませんので、お気軽にご連絡ください。

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火災通報装置とは

火災通報装置とは、火災が発生した際に消防署との連絡を可能にする専用の電話機になります。

 

火災が発生して、携帯電話で119番に通報することがありますが、火災通報装置はボタン一つで連絡することが可能です。

 

機能がこれだけと思うかもしれませんが、火災通報装置の真価が発揮されるのは、自動火災報知設備との連動機能になります。

自動火災報知設備で火災を感知すると、火災通報装置にその信号が送られ、自動で消防署へ通報してくれます。

そのため、夜の就寝中普段はあまり立ち寄ることのない部屋などで火災が発生すると、火災の発生に気付かずに逃げ遅れたり、そもそも消防署に通報できないということになりかねません。

そういったリスクを回避できるという特性を持っています。

 

火災通報装置の有効性をご理解いただけたのではないかと存じます。

納入品

こちらが今回、取り付ける「火災通報装置」になります。

 

よく見かけるものであると存じます。

基本的にこの形・色が一般的で、赤い電話が非常に目立ちます。

 

火災通報装置は通報を開始すると、自動で音声メッセージが流れます。

音声には

  • 住所
  • 建物の名称
  • 階層
  • 目標物(近隣にある代表的な建物)
  • 電話番号

上記の情報が消防署に送信されます。

その情報が入ったものが「ROM」(写真下側の白い箱)になります。

緑色の基盤が入っております。

既設品

現在、設置されている機器になります。

10年ちょっと前のものですが、基本的に見た目は変わりません。

 

白が基調のものが通称「親機」で赤い電話が通称「子機」と呼ばれております。

どちらも交換を行います。

 

また子機は建物によっては複数台設置しており、こちらはもう1台の計2台の交換になります。

撤去中

撤去の様子になります。

 

接続されたケーブルを再度新しい機器に接続するときに間違えないように、写真や記録に残した後で、外していきます。

 

※ブレーカーを落として、無電圧にて安全に作業を行っております。

撤去後

撤去後になります。

 

機器が何もない状態はなかなか見る機会はないことと存じます。

見たところでという感じではありますが、ケーブルがどのように埋設されているかを見ます。

今回は機器の形状が同じになりますので、施工方法に変更はありませんが、違うものだと穴を新たに開けて別の箇所からケーブルを出すような工夫が必要になる場合があります。

 

このまま取り付け作業に移ります。

新設品 取り付け中

新しい機器を取り付けます。

 

形状はほぼ同じなので逆再生のごとく、取り付けを行います。(笑)

試験中

交換が完了しました!

 

試験は

  • ケーブルの絶縁測定
  • 消防署への通報試験
  • 音声メッセージの内容

などを行います。

 

これらの作業は試験も含めて半日程度で終了しました。

完成品

完成品になります、

 

特に見た目は既設品との違いはありませんが、しっかりと機能することを確認できました。

 

交換は終わりましたが、後日、消防官の立ち合いの下、検査を行い、法律上の正式な運用が認められます。火災通報装置は工事を行う前に消防署に書類の提出を行うことなど、法律上の手続きを踏む必要があります。


火災通報装置の設置・工事はエフ・ピーアイまで!

火災通報装置は、火災を1秒でも早く消防署に通報するための設備になります。

設備の老朽化で、通報できない…なんてことにならないように、定期的な点検・工事が必要です。

 

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✅業者の選定に迷っている。

✅契約業者の対応に不満がある。

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