本日は大型商業店舗様でLEDタイプの誘導灯の交換工事に行って参りました。
設置から20年以上が経過した天井吊下げの両面型の交換になります。
蛍光灯タイプの誘導灯は
- 省エネ性が低いこと
- 電気による熱が発生しやすいこと
- ランプ交換の手間があること
が挙げられます。
そして20年以上もご使用になられているものなので、器具の黄ばみで視認性が下がったり、突然の故障で緊急時に点灯せず、火災から避難することが困難になります。
新しい器具にすることでこれらのリスクを抑えることが出来ます。
今回は消防設備の点検で不具合が見つかり、結果のご報告と交換のご提案をさせていただき、ご依頼を頂いた流れになります。
誘導灯 材料
今回交換させていただく器具の部材になります。
- 本体
- 表示板(両面)
- 吊り具(付属ケーブル有)
- 非常用バッテリー
になります。
交換前・交換中
既存の器具を撤去し、吊り下げ用の吊り具を取り付けた状態です。
なかなか交換の様子を見ることって少ないかと存じます。
弊社のブログは他設備の交換の様子もご覧いただくことが出来ます。
お時間のある時にぜひご覧ください。
完成品!
誘導灯の交換工事が無事に完了しました!
誘導灯に限らず、照明はLEDタイプの器具に交換しますと大幅な節電効果が期待できます。
例えば、従来形の誘導灯(FL20W×1)の消費電力が約23Wであるのに対して、LED誘導灯(B級BL形)では2.7W(両面型は3.6W)と、約88%(両面型は約84%)節電することが可能になります。
防災照明である誘導灯は24時間365日ずっと点灯しているものなので、節電効果は大きなものとなります。
また、古い誘導灯器具は、放熱により電源ケーブルも痛んでしまう場合が多いため、速やかに交換することをお勧めしております。
今回のブログはいかがでしたか?
本ブログを通じてお客様のお困りごとの解決の糸口になればと考えて日々、ブログの作成をしております。
弊社では消防設備点検の結果に基づいて、お客様に最適なご提案ができるように、日々精進しております。
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