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古くなった排煙窓操作ボックス交換工事

新潟市の消防設備点検会社エフ・ピーアイです。

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

最後までご覧頂けると幸いです。

 

昨日は、新潟県全域大雨警報が発令され、ものすごい雨に見舞われました。

大雨の影響により、新潟市内の道路は大渋滞にもなり、一部冠水もみられました。

 

弊社も大雨の影響により、到着時間が遅れたり、非火災報の連絡が多数あったりとバタバタの

一日となりました。

 

大雨になると自動火災報知設備に非火災報(誤報)が発生する原因として、

以下の点が考えられます。

 

湿度の上昇:

雨が降ることで建物内外の湿度が急上昇し、煙感知器が湿気を煙と誤認することがあります。

 

漏水:

雨水が建物内に侵入し、火災報知器やその配線にかかることで誤作動が発生することがあります。特に古い建物や防水対策が不十分な場所ではこのリスクが高まります。

 

漏電:

雨水の浸入によって電気配線がショートし、火災報知設備が誤報を発することがあります。湿気が原因で配線が漏電しやすくなるためです。

 

配線の劣化:

雨や湿気が原因で配線や接続部が劣化し、これが誤報を引き起こすことがあります。特に露出している配線や防水対策が不十分な箇所で問題が発生しやすいです。

 

感知器の誤動作:

雨水が感知器の内部に侵入すると、電子回路が誤動作し、火災信号を送信することがあります。

 

雷の影響:

雷が原因で電気システムに電圧スパイクが発生し、これが火災報知設備の誤作動を引き起こすことも考えられます。

 

誤報原因は、ほんの一部ですが参考にして頂ければ幸いです。

 

 

さて、本日は排煙窓の手動開放装置の交換ブログとなります。

 

最近、弊社に排煙窓の問い合わせを多く頂いております。「ボタンを押しても窓が開かない」「排煙窓が閉閉まらなくなってしまった」等…

 

今回、壁面のハンドルボックスを交換してきました。

 

 

排煙窓とは

排煙窓とは工場、店舗、商業施設等の非住宅の建物に使われいる窓です。

火災があった時に上に溜まった煙を外に排出するために、排煙窓は高い位置に設置されています。

 

高い位置に設置されている排煙窓は壁面のボタンを押すとワイヤーでつながっている窓が一斉に倒れるように開放していきます。

窓を閉めるときは、ボタンの右にあるレバーを回すとワイヤーに引っ張られて窓が閉まる仕組みです。

排煙窓が開かない原因とは

・ハンドルボックスの故障・劣化

・ハンドルボックスドラムでのワイヤー嚙み込み

・ワイヤーのきんく・素線切れ・ほつれ

・ダンパーの反発力低下

・錆・ゴミの付着により駆動部が回転不可等

 

排煙窓閉まらない原因とは

・ハンドルボックスの故障・劣化

・ワイヤーの切れ

・排煙窓の不具合等

 

 

 

今回、ワイヤー切れが原因で排煙窓が閉まらなくなっておりました。

ワイヤーの張替え、ハンドルも劣化がみられましたので合わせて交換致しました。

 

 

弊社にはこのようなお客様から多くのご相談を受けております。

✅ 消防署から消防設備点検するよう言われた・・・

✅ 今の業者さんは呼んでもすぐに来てくれない・・・

✅ 消防点検料金、今の金額で本当に妥当なの?

✅ 消防点検の実働会社と直接契約したい。

✅ 施設の消防関係だけでなく電気設備も面倒見て欲しい。等々

 

弊社では取り扱いのある設備に関しては、お客様に安心していただけるように、即日での対応を

心がけております。

弊社のお客様からは「すぐに来てくれて助かった」などの安心の声と感謝のお言葉を頂戴することが多く、弊社の強みであると考えております。

 

同様のご相談等ございましたら是非是非弊社にご一報下さい。

 

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