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民泊の消防設備とは?消防設備士がお伝えしたいこと

 インバウンド需要の高まりや相続した不動産活用で、民泊開業・起業のお客様からの問い合わせがあります。「消防設備はどのくらいの費用が必要なのか?」「すぐに設置して欲しいけど出来ますか?」「何の設備が必要なのか?業者と相談しくれと消防署に言われた」等のお電話を頂きます。しかし、消防法の解釈や説明は難しいので電話で安易にお答えできるものばかりではありません。まずは、下記のURLより民泊物件情報を見比べて頂きご検討頂けると幸いです。

民泊を始めるにあたって(総務省消防庁資料)

「一戸建ての場合」「共同住宅の場合」建物の規模によって設置する設備や費用が随分と変わってきますので、一読して頂いて民泊開業・起業する建物はどれにあたるのか?を確認願います。

新潟市内で民泊開業・起業する際の「設置義務消防設備」相談できる消防機関

新潟市内のどの地域で開業・起業するのか?によって相談する消防署が変わってきますので注意が必要です。所定地区の消防署の予防課へお問合せ願います。 

 

新潟市中央区で民泊開業・起業する際の「設置義務消防設備」相談先

新潟市中央消防署予防課

 

新潟市北区で民泊開業・起業する際の「設置義務消防設備」相談先

新潟市北消防署予防課

 

新潟市東区で民泊開業・起業する際の「設置義務消防設備」相談先

新潟市東消防署予防課

 

新潟市江南区で民泊開業・起業する際の「設置義務消防設備」相談先

新潟市江南消防署予防課

 

新潟市秋葉区で民泊開業・起業する際の「設置義務消防設備」相談先

新潟市秋葉消防署予防課

 

新潟市南区で民泊開業・起業する際の「設置義務消防設備」相談先

新潟市南消防署予防課

 

新潟市西区で民泊開業・起業する際の「設置義務消防設備」相談先

新潟市西消防署予防課

 

新潟市西蒲区で民泊開業・起業する際の「設置義務消防設備」相談先

新潟市西蒲消防署予防課

民泊を開業する際に消防署へ相談する際、以下の持ち物を用意することをお勧めします。

 

1. 民泊物件に関する資料

  • 建物図面(立面図、平面図、配置図など)消防設備の設置状況を確認するために必要です。
  • 建築確認申請書 民泊の規模や構造を把握するために必要です。
  • その他、民泊物件に関する資料 リフォーム履歴などがあれば提出しましょう。

2. 質問事項をまとめたメモ

  • 消防設備に関する具体的な質問事項を事前にまとめておくと、相談がスムーズに進みます。
  • 例:「300㎡未満の建物ではどのような消火器が必要ですか?」「寝室に避難経路表示は必要ですか?」など

3. その他

  • 筆記用具: メモを取るために必要です。
  • 顔写真付きの身分証明書: 場合によっては提示を求められることがあります。

消防署への相談は、民泊を安全に運営するために重要です。上記を参考に、しっかりと準備をして相談に臨んでください。

また調べて追記して参りますので宜しくお願い致します。